日向坂46は、2020年念願だった紅白歌合戦の出場も果たし今乗りに乗っているアイドルグループですね。結成当初からしばらくは不遇の時があり、その経過を知っている私としては今の日向坂46の活躍に心から拍手を送り、ファンの一人として彼女たちの活躍を応援しています。
日向坂46がここまでの活躍を果たしているのはいろいろな要素が複合的に関係していますが、センターを務めるメンバーのお力も大きいと思います。日向坂46のセンターは交代制で、メンバーがある時期が来ると交代でセンターを務める方法をとっています。
日向坂46の歴代のセンターは誰か一覧にしてまとめてみました。
また、センターを交代制にしているメリットや、決め方などについても考えてみたいと思います。
日向坂46の歴代センターのまとめ一覧
2019年2月に「けやき坂46」(ひらがなけやき)は「日向坂46」改名しました。日向坂46のセンターは交代制をとっているため2年間のうちにセンターは入れ替わっています。歴代センターは次の通りです。
名前 | センターを務めた楽曲 | |
1 | 長濱ねる |
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2 | 柿崎芽実 |
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3 | 齊藤京子 |
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4 | 佐々木美玲 |
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5 | 加藤史帆 |
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6 | 小坂菜緒 |
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日向坂46の歴代センターの詳細データ
1人目の日向坂46のセンターは長濱ねる
長濱ねるのために「日向坂46」は結成された
もともとは長濱ねるさんのために結成されたグループが「日向坂46」でした。
というのは長濱ねるさんは「欅坂46」の1期生のオーディションに申し込みをしたとき、ご両親はどうせ受かるはずがないとオーディションを受けることを了解したのですが、その予想を裏切って1次、2次、3次と審査に合格し続けました。芸能界入りに反対していたご両親は家族会議を開き最終的には娘を応援するということになり、母親が最終審査に付き添うために上京をしました。が、やはり最終審査は受けさせまいと母親によって故郷に連れ戻された長濱ねるさん。
後日、自分が受かっていたかもしれない日向坂46のオーディンション結果がTVで放映されそれを見て悲しむ娘を見た母は取り乱し、その後父親がスタッフに相談をしました。その結果、長濱ねるさんは受け入れられることになったのですが、オーディンションを受けていない長濱ねるさんを欅坂46に入れるわけにはいかず、長濱ねるさんのために「けやき坂46」が結成されたのです。
「欅坂46」と「けやき坂46」を兼任したのち「欅坂46」を選んだ長濱ねる
そして長濱ねるさんは「欅坂46」と「けやき坂46」を兼任していました。が、やはり兼任は上手くいかず、多々の問題がありました。長濱ねるさんはどちらかを選ぶように指示され、悩んだ結果「欅坂46」を選んだのです。
長濱ねるさんは「欅坂46」に移るまでの間「けやき坂46」のセンターを務めていたのです。
長濱ねるさんが芸能界に入るまでの経緯を知ると、まるでドラマのようだ!と思います。思えば長濱ねるさんは長崎の五島列島で生まれ、その後も長崎で育ち東京とは無縁のご家族だったと思います。
手塩にかけて育てた娘が、芸能界の荒波に飛び込もうとするとき、娘の平穏な人生を望むお母さんがその道を反対する気持ちは、娘を持つ私には痛いほど理解できます。うまくいけばまだ良いけれど、そうでなかった場合はきっとぼろぼろに傷つき苦しむことが火を見るよりも明らかです。
最終的には夢を諦めさせられた娘が嘆き悲しむのを見ていられなくなったお母さんの気持ちもまたよくわかります。母親、とは娘が如何に幸せでいられるかを願うものなのです。
長濱ねるの「欅坂46」卒業
長濱ねるさんは「欅坂46」を2019年7月30日に卒業しました。そして同時に芸能界からも引退をすることとなったのです。
2人目の日向坂46のセンターは柿崎芽実
「けやき坂46」の1期生だった柿崎芽実
日向坂46のセンターに指名された柿崎芽実
柿崎芽実さんの「日向坂46」卒業
現在高校3年生で「お休みさせて頂いている間に、今までのこと、将来のことなど、たくさん考えました。周りの友達も大学など進路を考えている中で、私も自分の人生を考えて卒業という選択をしました」と説明。卒業後の進路は「これからゆっくり考えていきたいと思います」とした。
3人目の「日向坂46」センターは齊藤京子
斎藤京子さんは本当はアイドルではなく歌手になりたくて、中学生時代からダンスやボイストレーニングをしてきたそうです。そのかおかげ、かわいらしいお顔から想像できない迫力の低音が特徴です。
本日は野球中継延長により25:00~放送のMBSラジオ「アッパレやってまーす!~土曜日です~」レギュラー放送に齊藤京子が出演致します🍥
是非お聴きください🍜#日向坂46#齊藤京子https://t.co/LuSCv5tDgn pic.twitter.com/MNdl99HuOp
— 日向坂46 (@hinatazaka46) September 26, 2020
4人目の「日向坂46」のセンターは佐々木美玲
「日向坂46」の活動以外に「ZIP」でのレポーターやfドラマの出演など幅広く活躍中です。
菓子パンや激辛料理が好物、ということが知られていますね。
本日9月25日(金)27:10〜テレビ東京「一夜づけ」に佐々木美玲が出演致します🌙
ぜひご覧ください🍽#一夜づけ#女子グルメバーガー部#JGBB#日向坂46#佐々木美玲https://t.co/xoAM2WvYtS pic.twitter.com/9ckTQlHx17
— 日向坂46 (@hinatazaka46) September 25, 2020
5人目の「日向坂46」のセンターは小坂菜緒
「日向坂46」に加入した当時からその実力が注目されていました。そしてその期待に応え、2期生の中で初のセンターです!
まだ日の目を見る前の「日向坂46」のころから在籍していた小坂菜緒さんは専属モデルをしながらもプライベートでは読書好きな面もあるアイドルです。
本日3月29日(金)発売の「Mac Fan」5月号の表紙に小坂菜緒が登場🖥
中面に撮り下ろし写真とインタビューも掲載されています💻
ぜひチェックしてみてください🦕#日向坂46https://t.co/cAmPJF2IL9 pic.twitter.com/cJKhVRCNPt— 日向坂46 (@hinatazaka46) March 29, 2019
6人目の「日向坂46」センターは加藤史帆
加藤史帆さんは口調は柔らかくてへにょへにょしているのに、パフォーマンスに対する姿勢はストイックさを感じるほど真剣です。そのギャップが特にかわいい、とも言われています。
このあと11:55〜日本テレビ「ヒルナンデス!」に加藤史帆が出演致します🧸
ぜひご覧ください👌🏻#ヒルナンデス#日向坂46#加藤史帆https://t.co/7G4hLsINzc pic.twitter.com/g5wOuZBHJu
— 日向坂46 (@hinatazaka46) September 16, 2020
「日向坂46」のセンターの決め方
アイドルグループのセンターの決め方には2つのパターンがあります。
大きく分けると①曲によってセンターを変更していくパターン→交代制
②グループでセンターと固定するパターン→固定制
そして交代制も固定制もそれぞれのメリットデメリットがあります。
日向坂46のセンターの決め方 → 交代制
途中まで曲ごとにセンターを入れ替えていたけれど、途中2作連続で小坂菜緒さんをセンターにしました。
日向坂46以外のグループのセンターの決め方
<欅坂46の場合のセンターの決め方>
絶対的エースの平手友梨奈さんがデビュー以来8作連続でセンターを務めました。
<AKB48のセンターの決め方>
選抜総選挙・じゃんけん大会のように、選抜自体をイベント化したもの
<乃木坂46のセンターの決め方>
デビュー当初は生駒里奈さんが5作連続でセンターを務め、その後、様々なメンバーがセンターを務めました。
「日向坂46」のセンターの決め方のメリット・デメリット
「日向坂46」のようにセンターを固定せずに交代制をとるメリットは、
①センターを経験する人が複数いることによって一人にかかる重圧を軽減できること
②センターを交代制にすることによってパフォーマンスの幅が広がること
③メンバー一人一人の知名度を上げることができること
これに対して交代制のデメリットは
①グループのイメージが定着しない
②パフォーマンスが安定しない
等があります。
逆に「センター固定制」取った場合のメリットはグループのイメージが定着しやすくパフォーマンスも安定します。デメリットはセンター以外のメンバーの知名度が上がらず、センターへの依存度が高くなりセンターに負担が増してしまいます。さらにそうすることによってパフォーマンスの幅も広がらなくなります。