吉川晃司さんは若い頃はロックミュージシャンとし名を馳せていましたね。
水球で鍛えた逆三角形の体は見事でかっこよかったし、歌唱力もギターも半端なく、女子がキャーキャー騒ぐと「キャーキャー騒ぐ女の子は出てってくれ。オレはアイドルにならない」と言ったというエピソードも残っています。
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吉川晃司若い頃の画像 髪は黒々していて、体形は細身。服装や髪型に昭和感!
そして、今、若い頃には無かった渋い魅力が出てドラマに出演すると吉川晃司さんの演技力を巡って話題になるほどの注目の俳優さんです。
吉川晃司さんの演技力について考えてみたいと思います。
「下町ロケット」で俳優 吉川晃司さん大ブレイク!
吉川晃司さんは2002年の「真夜中は別の顔」というドラマから徐々に俳優としての活動を増やしています。
特に印象に残っていのは皆様同じかと思うのですが「下町ロケット」です。
主演の阿部寛さんは189㎝の長身でいらっしゃるのですが、阿部寛さんと並んでも全く引けをとらない立派な吉川晃司さんでした。
ハッキリ言って日曜日21時からのTBSのドラマ枠、というのは毎回、必ず「暑苦しい人たちがいっぱい」出るのです。
それが特徴です。そして、この時間にそこにチャンネルを合わせる人たちはこの「暑苦しさ」を見たいのです。
陸王、もそうでした。
ノーサイドもそうでした。
テセウスの船、はちょっと違ったけど、まあある意味近かった。
私もいつもこのTBSのドラマを見るのですが、メッチャいいから!(賛否両論あるのは知っています・・)
この「下町ロケット」無しに俳優としての吉川晃司さんはここまでブレイクしなかったかもしれません。
要は吉川晃司さんは「帝国重工の宇宙航空部部長・財前道夫」という重厚な役にハマったのです。
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吉川晃司の白髪がかっこいい!シルバーアッシュワックスで艶を出す?
吉川晃司さんはこれからも財前道夫のような「重鎮」の役であって欲しいな~とファンとしては願っています。
吉川晃司さんの演技力について賛否両論
吉川晃司さんには演技力はあまりない、特定の役しかできない、大根役者以下、という辛辣な評もあるそうです。確かにカメレオンのように役によってくるくると自分を変えるような役者さんでは無いと思います。
でも一方ではその重厚な存在感を認める意見もあります。
この辺のことをプロの方はどう見ているのでしょうか?
上智大学の碓井広義教授(メディア論)
碓井広義教授は吉川晃司さんの演技力について次のように語っておられます
「NHKの大河ドラマ『天地人』で織田信長を演じた時にも感じましたが、彼は一筋縄でいかない役どころにハマりますね。ミュージシャンとしてのカリスマ性が滲み出て、彼が登場すると画面が引き締まる。中小メーカーの技術力を目の当たりにして心が揺れる難しいシーンも、表情と所作だけで見事に演じてみせました」
ただ、セリフに難ありとは碓井氏も認めるところ。“残念”な芝居を目立たせないのも演出の手腕なのだ。
三池崇史監督
三池崇史監督のように吉川晃司さんを高く評価する映画監督もいらっしゃいます。吉川さんは三池崇史監督の『シャタラー』『漂流街』『天国から来た男たち』の3作品に出演しています。
三池監督は吉川晃司さんを次のように高く評価しています
他の俳優にはない異質な存在感から“特別な役にもってこいな人
そしてこのあと、三池監督以外の作品にも出演するようになりました。
『探偵・由利麟太郎』で初主演
2020年6月吉川晃司さん初主演のドラマが放送されます。撮影はもう終了しているということなので、安心です。
また重厚な存在感のある吉川さんがみられるなんてとても楽しみです!