福岡堅樹 医学部合格のための勉強法!学習時間や睡眠、挫折の乗り越え方

スポーツ

2019年の日本で行われたラグビーのワールドカップでの日本チームの活躍は今思い出しても胸が熱くなる感じです。その中でも、俊敏な動きで観客を沸かせた福岡堅樹選手の活躍は今も目に焼き付いています。

あれほどラグビーで活躍した福岡堅樹選手が、コロナによる東京オリンピックの延期で、すぱりと引退。かねてから希望していた医学部への受験準備に入り、2021年春、見事に順天堂大学に合格されました。

元々筑波大学の学生であるくらいの学力のある方なので、地頭が良いに違いないとは思うのですが、きっと相当なご努力をされたに違いないと思います。

福岡堅樹さんの勉強方法につて調べてみました。

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福岡堅樹の勉強法

 

 

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福岡堅樹の子供時代の勉強方法

 

福岡堅樹の子供時代① お風呂で親が計算問題を出した

福岡堅樹さんのご両親が回顧して、福岡堅樹さんが幼い頃、お風呂に一緒に入ったときに計算問題をよく問いかけそうです。

最初はその問題を解くことができなくても、やり方を教えてあげるとすぐに理解して、次に問題を出すとすぐにできた、というほど理解力が速いお子様だったとか。私はお風呂で計算問題を問いかける、なんて思いもつきませんでした💦

福岡堅樹の子供時代② 向いているものを探すために一通り習い事をした

福岡堅樹さんおご両親は幼い福岡堅樹さんにスイミング、ラグビー、ピアノ、習字など、様々なおけいこごとをさせたそうです。それは何が我が子に向いているかを見つけるためのきっかけ作りでした。そして「これは向いている」と思ったら、そちらに向かうように方向性は示したそうです。

その一つがラグビーだったのですね!

 

福岡堅樹の子供時代③ 家で勉強をしなった

ご両親がおっしゃるに福岡堅樹さんは幼い頃は家で勉強をしなかったそうです。といっても、小学生の時は宿題をしなければ遊びに行けない、ということを知っていいたので、福岡堅樹さんは学校で宿題をやってくるのだそうです。遊びに行くためにはやるべきことをやってから。そして、早く遊びに行くためには学校で宿題をやってしまう、ということをしていたのです。

そして中学生になってからは塾には行っていましたが、やはりすべて塾で終わらせ家では勉強をしなかったそうです。

これは家で勉強をしない、ということに注目するのではなく、如何に時間の使い方が上手いか、ということに注目すべきだと思いました。

小学生からそれができるというのは素晴らしいですね!

福岡堅樹の子供時代④  何かを決めるときは自分で決めさせた

ご両親は進路など重要なことを決めるときは福岡堅樹さんご自身に決定権を委ねたそうです。

「何かを決断するときは必ず自分で決めさせるようにしていました。もし、人に何かを言われて決めてうまくいかなかったら、絶対に人のせいにしてしまいますからね。もちろん相談されれば意見は述べますが、最終的に決めるのは自分だよ、といつも言っていましたね。進学に関しても、そんな感じだったと思います」

子育てをしていて思うのは、これはとっても大事なことだと思いました。理屈でわかっていても親は子供にこうして欲しいという思いがありますから、つい口を出したくなるのですがそこはぐっと抑えて、子供自身に決めさせなければ、あと大変なことになります💦

この話を伺って、福岡堅樹さんのご両親には子育ての講演をして欲しいわ!と思いました。親として福岡堅樹さんのような人に子供を育てられたら最高です!

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福岡堅樹の大学受験の勉強法

 

福岡堅樹の勉強方法は集中型

福岡堅樹さんはご自身の勉強方法を一言で言うと「集中型」だそうです。そのことを福岡堅樹さんは次のようにおっしゃっています。

僕は長時間、ずっと勉強するタイプではなかったんです。自分でも長時間集中が持つほうではないとわかっているので、今でも勉強と勉強の間にうまく休憩時間を確保して、ゲームとか、自分のやりたいことをちょっとずつ息抜きに挟みながら、また勉強するようにしてますね

なかなかこの方法を実践できる人は強い自制心がある人ですね💦

私は意思が弱いので休憩でゲーム、のつもりが休憩が終わらなそうです💦

福岡堅樹さんもこの「集中型」が合うか否かはその人次第、とおっしゃっています。福岡堅樹さんの場合は集中できる時間の目安が1時間で、その時間はしっかり集中してきちんと休憩をはさんで、また勉強、を繰り返します。

つい何時間勉強した!となるとやった気持ちになってしまいますが、それではダメだそうです。しっかり集中、しっかり休憩。でも、時間はあくまで目安でそれより大事なのは「どこまでやる」という内容を決めることだそうで、その達成が速くやってくれば早く終わるようにします。

福岡堅樹さんは、あくまでも大切なのは「時間」ではなく「集中」とおっしゃっています。

睡眠時間は6~7時間しっかりとる

受験生は睡眠時間を削って勉強をすることもあるかもしれませんが、福岡堅樹さんは睡眠時間は6~7時間しっかりとるそうです。そうする方が、医学的にも効率が上がることは立証されているそうですよ。

 

福岡堅樹はバランスタイプで得意苦手があまりない

福岡堅樹さんはあまり得意不得意が無くバランスよく実力があるそうですが、しいて言えばその中でも得意なのは化学と英語、苦手なのは古文です。でも古文は医学部の試験には関係ありませんから大丈夫(笑)。そして特に化学は暗記に頼るのではなく、なぜそのような反応が起きるのかという理屈を理解すると面白く感じるそうです。

英語に関してはラグビーをやっていて英語を話す選手が身近にたくさんいたのでヒアリングできるようになり、細かいニュアンスも理解できるようになったそうです。ラグビーで世界的に活躍することは、福岡堅樹さんにとって英語を学ぶにも最適な環境だったのですね。

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終わりがあるから頑張る

 

 

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トップリーグ年間表彰式でMVPを受賞した福岡堅樹さんの言葉です。

「終わりが決まっているから頑張れる」

「ラグビーを引退する年を決めていたことが、今シーズンに限らず、やはり自分が成長をずっと続けてこられた要因というか秘訣(ひけつ)の一つだと思っています。とにかく短期集中で、目の前にあることを一個一個やる。そして、それを積み重ねていく。その意味では、終わりが決まっているから頑張れる、というのはすごく当てはまると思います」

パナソニック ワイルドナイツの5度目の優勝に導いた福岡堅樹選手は、ラグビーに専念していたのではなく受験勉強をしながらの挑戦でした。それは想像以上に大変なものだったそうです。そして、順天堂大学医学部に入学してからも引退までの間は、2足のわらじを履いての活動でした。

それを頑張りぬけたのは「いつまで」という終わりが決まっていたから、という言葉は勉強方法にも当てはまると思います。

ダラダラと続けるのでは無く、終わりを決めてそこまでは全力投入する。福岡堅樹選手は受験勉強もそのようにされてきたのです。

 

感謝の気持ちを持ち続ける

福岡堅樹選手は、ラグビー選手としてピークの時に引退して医学部受験の準備に入ることを理解し応援してくれる周囲の人への感謝の気持ちを持ち続けています。

「チームメート、そしてパナソニック ワイルドナイツが、僕の次に向けた挑戦を快く受け入れてくれて、応援してくれたことに心から感謝しています。言葉では言い表せないぐらい最高のチームでプレーできたことを、僕自身、本当に誇りに思っています」

このことは受験勉強をしていくうえで、モチベーションを保つのに有益だと思います。勉強をする、という環境は望んでも手に入らない場合もありますものね。勉強できるという環境は実は大変恵まれた環境なのです。そのことを意識知るかしないかで、結果は随分と違ってくるのではないでしょうか。

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挫折を挫折のままで終わらせない

福岡堅樹さんは高校3年の時筑波大学医学部を受験して結果は不合格。一浪して2年目も不合格。後期試験で筑波大学の情報学群に入学しました。そして筑波大学のラグビー部に入部したことからラグビーの人生が花開いたのです。

福岡堅樹さんは次のようにおっしゃっています。

「まず大学受験で医学部に受かっていたら、今の自分はいない。その意味では医学部に落ちたときに、ラグビーを継続した自分の判断を誇りに思っています。いろいろと挫折は経験していますけど、挫折を挫折のままで終わらせないというか、挫折を少しでも次の成功のもとにできるようにすぐ気持ちを切り替えて、常に前向きな姿勢でやってきました。

 

起きてしまったこと、もう変えられないことはたくさんある。それらに固執するのではなくて、じゃあ今置かれた状況で自分に何ができるのか、という点にしっかりフォーカスすることが挫折を次の成功につなげる、そのときの判断をよかったと思えるものに変えられる一つの要素なのかなと思っています

確かに一度挫折したとしても、その挫折を次の成功につなげればそれは挫折ではなくなりますね。これは受験において非常に大切な考え方だと思いました。

 

福岡堅樹が順天堂医学部に入学するまで

福岡堅樹さんのおじい様は医師、お父様歯科医師でいらっしゃいます。おじい様は地元ではかなりの人格者で名が通っていて福岡堅樹さんの憧れだったそうです。孫から憧れてもらえるおじい様ってかっこいいですね!

ちょっと話はそれますが「堅樹」というお名前は珍しいと思いましたら。仏教からきている言葉で「好堅樹」というものが有ってそこから由来しているそうです。好堅樹とは、仏典にある想像上の樹で数百年の間地中にあり芽吹くと一日で高さ300Mになるという樹のことだそうです。なんて素敵な由来でしょうか。ご両親の愛情を感じますね。

福岡堅樹さんはラグビーで一本の樹を茂らせ、そして医師としてもう一本の木を茂らそうとしている。本当に素晴らしい人生です。

 

医師を目指すきっかけ

福岡堅樹さんは代々医師の家庭に生まれていますので、ある意味「医師になる」ということは普通の家庭に育った人よりも身近なことかもしれません。

でも、福岡堅樹さんが高校時代に医師を目指すようになった確固たるきっかけというものがありました。

ラグビーは怪我が付き物ですが、福岡堅樹さんも左足の前十字じん帯切断、右足のじん帯損傷といった選手生命にかかわるような大きな怪我をしました。が、幸いなことに福岡堅樹選手は良い整形外科の先生に出会えました。その時のことを次のように述懐されています。

前十字靭帯は一度切ってしまうとスピードが落ちたり感覚が戻ってこないと聞いていたのですが、その先生は『リハビリをすれば、前と同じようにスピードが戻るから』と心から安心できる説明と治療をしてくれました。きちんとリハビリを受ければ、必ず元の舞台に立てるのだと信じさせてくれる言葉と治療をいただきました。先生はとても尊敬できる方です」

<引用元:事業構想

今まで、世界的に活躍したスリートが医師になったということは無いそうです。ですから、その道では福岡堅樹さんはパイオニアですね。

高校生の時に医師になることは決意していたので靭帯手術の時に普通は全身麻酔を使うところ、下半身だけの麻酔にして、自分の身体を手術する様子をモニターで見て勉強したというのですから、半端ない覚悟です。

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筑波大学情報学群に進学しラグビーの道を進んだ福岡堅樹

高校3年生の時に医学部を受験しましたが合格できず、一浪したのち筑波大学情報学群に進学しました。そして大学に通いながらラグビーの道を歩むことにしたのです。しかし、福岡堅樹選手はだからと言って医師になることを諦めたわけではありませんでした。ラグビーで世界の舞台で活躍した後に医学部に入学するという構想を築きました。

その構想どおり、福岡堅樹選手はラグビーで世界の舞台で活躍をしました。

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順天堂大学医学部に合格した福岡堅樹

 

 

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そして福岡堅樹さんは、コロナの影響で2021年に延期となった東京オリンピックへの出場を断念、医学部の受験に向けて準備をすることにしました。

この英断に周囲は理解を示しながらも「もったいない」と惜しまれながらの引退でした。私も、え~もったいない💦残念💦と思ったのですが、福岡堅樹選手以前からピークのときに惜しまれながら引退したいとのお考えがあったとのことです。

2019年のワールドカップで日本チームは「さくらJAPAN」として活躍しましたが、福岡堅樹選手の見事な引き際はまさに「桜」の散りざまをみるような美しさでした。

そして2021年春、見事に順天堂大学医学部に合格。医師への道を歩み始めました。

まとめ

福岡堅樹さんはラグビー選手として世界の舞台で活躍した後、順天堂医学部に進学。医師を目指して新しい道を歩み始めました。

東京オリンピック出場を断念、と聞いたときは残念な気持ちでいっぱいでしたが、福岡堅樹さんはご自身の人生を後悔しないための選択をしたとおっしゃり見事に目標を達成されたことを祝福したいと思います。

大変な環境のなか順天堂大学医学部に合格した福岡堅樹さんの勉強方法を調べてみたら、幼い頃から時間の使い方が上手で宿題は学校で済ませてきて家ではあまり勉強をしたことがありませんでした。そして大きくなってからは「集中型」で集中をしっかりして集中が途切れたら休憩するということを繰り返して勉強をしたそうです。

そして進路など何かを決めるときは全部自分で決めさせてきた、というご両親の言葉に福岡堅樹さんが生きてきた道の根底にあるものを知ったような気がします。

これからもご自身の道を自らの力で切り開いていかれるであろう福岡堅樹さんを応援したいと思います!

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