笑福亭鶴瓶さんと言えば今は人気番組の『鶴瓶の家族に乾杯』を思い浮かべる人も多いことでしょう。
日本各地を旅しながら素敵な家族に巡り合って普通の生活をいろいろ話すという番組で、あのほのぼのした雰囲気は鶴瓶さんでないと出せないのではないでしょうか?
鶴瓶さんはお若い頃よりも今の方が「家族愛」が強くその瞳は温かい、と思うのは私だけではないと思います。
そんな鶴瓶さんの奥様はどんな方なのでしょうか?
笑福亭鶴瓶さんの嫁さんについて調べてみました。
嫁 駿河玲子さんとの馴れ初め
京都産業大学受験の時に一目ぼれ
鶴瓶さんと嫁の駿河玲子さんは京都産業大学の受験の時に初めて出会いました。
鶴瓶さんは、友達が京都産業大学の推薦入学の試験を受ける時に付き添いとして京都産業大学に行きました。
それにしても・・・同級生の入学試験の付き添い?
鶴瓶さんはなんて面倒見がよいのでしょう!
その時同じように推薦入試の試験を受けに来ていたのが駿河玲子さんです。
その後、鶴瓶さんは数校一般受験し、数校合格しました。そして、あの時のかわいいあの子に会えるかもしれない、と理由で京都産業大学に進学しました。
その理由で大学を選ぶというのもすごいけれど、実際に出会って結婚数十年人生を共にする、というのは本当に不思議なご縁ですね。
「あのねのね」4人グループ結成
大学に行く前から鶴瓶さんは落語が好きで、入学後は落語研究会に入りました。
そして受験の時に出会った駿河玲子さんをマネージャーとして勧誘します。
すごい行動力ですね、鶴瓶さん。
この落研にはのちに「あのねのね」のメンバーとなる原田伸郎さんがいました。
当時鶴瓶さんは旅館でアルバイトをしていましたが、そのアルバイトを辞めるときに原田伸郎さんを
後釜として紹介し、その旅館で原田さんはアルバイトを始めます。そしてその旅館で先に働いていたのが同じ大学の清水国明さんだったそうです。
そうして「あのねのね」は結成されました。よって当初「あのねのね」のメンバーは
清水国明・原田伸郎・鶴瓶・駿河玲子
の4人だったのです。
鶴瓶さんは踊る担当、駿河玲子さんはボーカル担当だったそうです。
そしてその後清水国明さん・原田伸郎さん二人のデュオとなりました。
そう思うと、芸能界で大成する人々を輩出するこの京都産業大学の落研、というのはものすごい実力ですね。
なにか引き合うものがあるのでしょうね。
プロポーズの言葉
鶴瓶さんから駿河玲子さんへのプロポースの言葉は「10年後に結婚しよう」だそうです。
10年後、ってどういうこと!?と私ならそこで終わってしまいそうですが・・・駿河玲子さんは違いました。
玲子さんはどうしたか!?
なんと鶴瓶の実家を訪れ、その時鶴瓶が不在だったにもかかわらず一泊したそうです!その目的は
ただ、未来の亭主が、どんなところで生まれ、どんなところで育ったのか、自分の目で確かめたかったのだ。
そうです。
すご~い、その行動力!
その時の鶴瓶さんのご両親の反応がどういうものだったのか知りたいものです。
でも、、想像するに一泊されたのですから、きっと驚きながらも歓迎してくださったのでしょうね。
そして、きっと奥様になられた駿河玲子さんもご両親が一目で気に入るくらい、お人柄の良い女性なのでしょう。
飛行機のチケットを破り捨て「わたし、もう帰られへん」
お二人が遠距離恋愛をしていた時、デートのあと鶴瓶さんは仕事でロケ地となる某プールへ。玲子さんは帰りの飛行機に乗るため飛行場へ。
のはずが・・・。鶴瓶さんがロケ地のプールに行くと飛行に乗っているはずの玲子さんがプールのプカプカ浮いている・・・!!
驚く鶴瓶さんと目が合うや、玲子さんは手を振り飛行機のチケットを手にかざし、やおらそのチケットを千切ってプールの水面に紙吹雪のように散らします。
「私、もう帰られへん!」と言いながら。
まるでドラマの1シーンのようではないですか!!
玲子さん、素敵すぎ!!
その時の鶴瓶さんの様子を今の私は知る由もありませんが、何となく目に浮かびませんか?
私が想像するに、きっと
「・・・あいつ・・・何してんねん・・・」静かにつぶやいたかもしれません。
心の中では「惚れた~!」と叫んだとしても。
こうして、この大胆な玲子さんに鶴瓶さんはべたぼれになるのです。
そして二人は同棲を始めるのです。
現在の鶴瓶さんと嫁玲子さんの関係
鶴瓶さんはお若い頃はいろいろやんちゃをしていた時期もありましたが、嫁の玲子さんに愛想をつかされることもなく(笑)ご夫妻はとても仲良く円満でいらっしゃいます。
ちなみにやはり愛妻家の林修さんの場合は↓
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それは多分鶴瓶さんが玲子さんとご結婚してから変わったからではないでしょうか?
かつては、「飲む打つ買う」というような「道楽が芸の肥やしになる」という芸人観に従い、夜遊び回っていた鶴瓶だが、考え方が180度変わった。
普通の生活をしていないものが、どうして普通の人たちを満足させられるのか、と。そのためには普通の夫、普通の父親でいなければならない。今は「普通の生活こそが芸の肥やし」なのだ。
そして鶴瓶さんは「子はかすがい」という考えには反対で家庭では「夫婦が中心」と考えているそうです。そして夫婦が長年仲良くいるためにはお互いの努力が必要だと語っておられます。
そして今の鶴瓶さんは
「家庭が趣味なんです。特に嫁はんが趣味」
とおっしゃっています。
この言葉を言い切れる鶴瓶さんかっこいいですね。
「鶴瓶の家族に乾杯」に見る、とことん家族を愛しぬく鶴瓶さんのお人柄の半分以上は、嫁の玲子さんが育てたのかもしれませんね。
「嫁が趣味」なんて一生に一回でいいから私も夫に言わせたいわ~!
ここだけの話(どこだけ!?)「生まれ変わっても私と結婚する?」と夫に聞いたら
「別の人生もいい」と即答された私。
鶴瓶さんだったら「もちろん、もう一回や!」と答えそうですね。
それを思うと、私も鶴瓶さんの嫁の玲子さんのように夫に「嫁が趣味」といわせるようなおもろい嫁にならないとなあ・・・。
一般男性は嫁に「生まれ変わったら私と結婚する?」と聞かれたらなんと答えるんだろう?と夫の答えに少なからず傷ついた私は、職場の男性陣に聞いてみました。
奥様にそういわれたらどうします?
「無理」
え、奥様に無理、って言えます?
「いや、それは言えないなあ。」
じゃあ、なんて?
「『馬鹿言ってんじゃないよ』で止めておく。」
なるほど~~~!
ってことは、大方の夫が無理、って思うのね。
何となく安心したりして・・・・。
じゃあ、嫁は夫に対してどう思っているの?ということに関してはコメントを差し控えましょう(笑)。
「鶴瓶の家族に乾杯」が人気なのは、見ていてほのぼのするのは勿論、見ていると自分が忘れていたものや失ったものに気が付いて、そうだ、ここにそれがあるじゃないか。
まだ失ってはいなかった、大事にするか、なんて思えるからではないかしら?
もっとも、鶴瓶さんも、ある時期からそう思えるようになったそうですから私のような凡人もこれからそう思えるように努力しなくては。