東京五輪で新体操を見ているとそのスピードと技の豊富さで、いったい今どこで誰がなにをやっているのかわからない!でもすごいし綺麗!というのが私の率直な感想です。
解説を聞いていると時折、面白い技の名前が出てきて一体それは何?と思います。でもTVで競技を見ていると、あっという間に通り過ぎて、なんとなく、その名前のイメージだったかなあと感じます。
数ある技の中から、楽しい名前のついている「クルリンパ」「ミルフィーユ」「ランドセル」について調べてみました。
新体操の技 「クルリンパ」
新体操の技で「クルリンパ」というものがあります。調べてみると、なるほど、クルリンパ!です。
まず言葉で説明すると
2人1組の技。1人がボールを投げてから、手をつないだ前方の選手の股下から滑り込むように前に移動しながら、つながった手を回転させて体を鋭くひねる。そして、そのまま座の姿勢で脚の間でボールを受け取る。瞬間的に、2組が同タイミングで同じ動きをする素早さを擬音で表すなら、まさに「クルリンパ」。
<引用元 https://www.nikkansports.com/>
文字を読んでみると何が何だかわからない、という感じですが、動画を見ると、なるほど!
ちなみに動画ではボールを使っていませんね。おそらく選手たちは始めはボールを使わず動きや呼吸などを合わせて、正しくできるようになってからボールを使って仕上げるのではないかと思います。
新体操の技 「ミルフィーユ」
「ミルフィーユ」と家が、パイをカスタードクリームやらナマクリームやらで何層にも重ねていくあの美味しいケーキですが、新体操の技にもミルフィーユがあります。
3人が縦に並び、2人目がボールを投げた後に逆立ちしながら先頭の背中に乗っかり、そこに同じくボールを投げた最後方の選手が乗り込んで、まるで3層を作るように前方に回転しながら移動する。回転した2人は別選手からタイミング良く投げられたボールをそれぞれ背中、脚でキャッチして、ポーズ。
これも説明を読んでいると何がなんやら、という感じですが、動画で見ると確かにミルフィーユ!3人の選手が重なってます。(クルリンパのあとです)
これ、一番怖いのは一番上の人ですね、きっと。
新体操の技「ランドセル」
新体操の技「ランドセルは」次の通りです。
2人が1組で、A選手が前屈したB選手に向かって前回りするように回転し、そのまま背中合わせに背中に乗っかる。A選手はその姿勢で投げられたボールを脚でキャッチする。
技の名前は誰がつける?
新体操の技の「クルリンパ」や「ミルフィーユ」、「ランドセル」と言った技の名前は誰がつけるのかしら?と思っていたら、選手たちが練習をしてその動きからヒントを得て名前をつけるそうですよ。コーチがつけるのかと思ったら選手がつけるのですね!