宮竹貴久(みやたけ・たかひさ)さんは昆虫を題材とした進化生物学を研究する世界的権威でいらっしゃいます。
この投稿をInstagramで見る
「林修の初耳学」でも取り上げられますが、「偏差値39から世界的研究者へ」と言われています。
まさにドラゴン桜を地で行くような印象ですが実際はどのような研究者なのでしょうか。
まだ多くの情報は出回っていませんが、わかる限りのことを調べてみました。
「偏差値39から世界的研究者へ」
林修先生の初耳学では宮竹貴久さんのことを「偏差値39から世界的研究者へ」と紹介されています。宮竹貴久さんの経歴を調べてみると、立派なのですが・・・。高校生の時は昆虫のことばかり研究していて勉強をせず、偏差値が39になってしまったそうでよ。
当時は大学入試は共通一次試験でした。宮竹貴久さんは一次試験はD判定だったのですが琉球大学は二次試験が得意の生物のみで功を奏して、大学に合格できました。
琉球大学在学中
琉球大学在学中は2年間はよく遊んだんだそうです。
昼はサーフィン、夜はバンド。それっていつ勉強するんですか?(笑)
当時の宮竹貴久さんはこんな感じ↓
この投稿をInstagramで見る
でもそんな生活も2年生までで3ねんせいからはしっかり勉強をしたそうですよ。
宮竹貴久の研究がウリミバエを根絶、日本を救った!
かつてウリミバエという農作物を食い荒らす害虫が1919年に日本で初めて見つかりました。その後、宮古列島や沖縄本島にまで広がり危機的状況となりました。
1971年~1993年の22年間、沖縄県と奄美地方で行われたウリミバエ根絶プロジェクトに参加して尽力したのです。宮竹貴久さんの研究をウリミバエの駆除方法に応用し、ウリミバエを見事本土に持ち込まずに絶滅させたのです。
宮竹貴久(みやたけ・たかひさ)のプロフィール
生年月日
宮竹貴久さんは1962年2月22日生まれ、2021年現在58歳です。
出身高校
高校は大坂の高槻高校を卒業しています。
高槻高校は現在中高一貫校となっている大阪の進学校で、大変優秀な学校です。高校からの入学はできませんので、中学入試をして合格しなければなりません。
宮竹貴久さんが入学したときは、高校からの入試の時代と思われ、当時の偏差値は68と言われていて大変優秀な学生だっと思います。
出身大学/大学院
高校卒業後、宮竹貴久さんは琉球大学農学部農学科に進学をしました。
その後は琉球大学大学院に進み、農学研究科昆虫学を専攻し修士を取得しました。
就職
その後宮竹貴久さんは沖縄県庁に就職、農業試験場研究員になります。
九州大学学位取得
しかし宮竹貴久さんは1996年34歳の時に九州大学の学位を理学学位を取得しています。
一度琉球大学を卒業し、学位を取得していることから九州大学は学士入学をされたのではないでしょうか。
九州大学は旧帝大と言われる名門大学ですね。
研究者としての道
その後宮竹貴久さんは研究者としての道を歩みます。
ロンドン大学(UCL)生物学部客員研究員を経て 岡山大学農学部の副学部長となりました。
宮竹貴久のツイッター
宮竹貴久さんはツイッターをして情報発信をされています。
これを見ると、昆虫だけでなく生物の様々な研究をされている様子がわかります。
昆虫学者・宮竹貴久教授が進化生物学の観点で新型コロナ対策を語る『日曜日の初耳学』(TV LIFE web)#Yahooニュースhttps://t.co/uChpiw4Mqq
— 宮竹貴久 (@TMiyataek) August 8, 2021
オウムにも文化? ごみ箱を開ける技術が徐々に広がる https://t.co/ORvwDZLRnW
— 宮竹貴久 (@TMiyataek) August 7, 2021
巨大魚イタヤラ、30年間の禁漁が解禁される可能性、米フロリダ州 https://t.co/lGPH798Fq4
— 宮竹貴久 (@TMiyataek) August 7, 2021
一つのことを極めてじっくりと生きていく人生のさきにはこのような実りの人生があるのだと思いました。宮竹貴久さんの人生を知ってみると、私もじっくりと自分の人生を深めて生きてみようかと思えてきました。
人生100年時代ですからね、まだ間に合うように思います!(ちなみに私はアラフィフ)
コメント