2021年放送予定の「青天を衝く」の主演に俳優の吉沢亮さんが決ったというニュースに、私を含めてファンたちは大喜びです。
「平成のアラン・ド・ロン」と吉沢亮さんのイケメンを称えたのは二階堂ふみさんですが、まさにその言葉がぴったりですね。
朝ドラの「なつぞら」の天陽くんは本当に素敵でした!
それにしてもNHK大河ドラマの主役を演ずるにはとても若いのではないかしら?と思っていたらやはり一部には、「何故、若い吉沢亮さんが主演に?」という話題があったようです。
異例の大抜擢と言われる今回の主演決定の理由について調べてみました。
大河ドラマで歴代の若手主演と言われた俳優たちの年齢
もしや吉沢亮さんは大河ドラマの主役を演ずる最年少では?と思ったのですが、そうではなかったです。他にも若くて主演を務めた俳優さんたちがいらっしゃいます。年代順に整理してみました。
1966年 | 「源義経」 | 尾上菊之助(現在の尾上菊五郎) | 23歳3ヶ月 |
1968年 | 「竜馬がゆく」 | 北大路欣也 | 24歳11ヶ月 |
1992年 | 「信長」 | 緒方直人 | 24歳4ヶ月 |
2005年 | 「義経」 | 滝沢秀明 | 22歳9ヶ月 |
2008年 | 「篤姫」 | 宮崎あおい | 22歳1ヶ月 |
これを見ると、吉沢亮さんは1994年2月1日生まれですから、現在26歳2ヶ月という年齢は、若いことは間違いありませんが、最年少というわけではありません。
吉沢亮さんがなぜ大河ドラマの主演に大抜擢されたか?
吉沢亮さんには浮いた噂一つない、という堅実さ
かつて大河ドラマの撮影中であるにもかかわらず問題を起こして降板となり、初回から撮り直さなければならなかった、という苦い経験がNHKにはあります。そのようなことが無いように堅実な俳優を選出することは大前提であった、ということはよく聞きます。
その点、吉沢亮さんはあれほどのイケメンであるにも関わらず、仕事が終わるとまっすぐ家に帰ってその後も外出することないことが多く、週刊誌などでスクープを狙う記者たちは諦める、という逸話があるそうです。熱愛報道も一切なく、お酒を飲むのもご自宅が良いらしく、「インドア」男子らしいです。
そういったある意味「プロ意識」の高い、堅実な吉沢亮さんを推した理由の一つ、と言われています。
制作統括・菓子浩さんのイメージに吉沢亮さんがぴったり合った
「青天を衝く」制作統括の菓子浩さんからのメッセージで
そんな愛すべき人物を、「青春」というキーワードでみずみずしく描きたいと考えています。脚本の大森さんは、上質なエンターテイメントを作り上げる名手。そして、主演の吉沢さんは、硬軟自在な演技で魅せる実力派。骨太な人間ドラマが生まれると確信しています。
というお話があります。
この「青春」そして「みずみずしく描きたい」というイメージに吉沢亮さんがぴったりだったのが、吉沢亮さんを抜擢した理由、と言われています。
吉沢亮さんが剣道に秀でているから
吉沢亮さんは小学生から高校生までの9年間、剣道に打ち込んでいて二段の腕前であるというのはファンの間ではよく知られています。
9年間一つのことをコツコツと続けた、という事実は吉沢亮さんの生真面目さ、堅実さを表す良い例だと思います。
そして剣道は「礼」を大切にすることから、渋沢栄一という重鎮を演ずるにあたってそれが活かされるされるのではないかと考えられたことともあるかもしれませんね。
そして、なにより「青天を衝く」の主人公渋沢栄一が千葉道場で北辰一刀流を学んだ剣道の達人だったのです。
「青天を衝く」のドラマの中で、剣道のシーンもあるそうです。二段の腕前の吉沢亮さんがそのシーンもされるのでしょうから、想像するとワクワクします!
「なつぞら」の「天陽」役が好評、ということは主役の抜擢に関係ない
昨年の朝ドラの「なつぞら」で吉沢亮さんは「天陽」を演じてその人気に拍車がかかりました。この天陽で人気があったから今回の主役を、と思われている方も多いと思いますが、それは違うそうです。何故なら「なつぞら」は「天陽」くんで大反響があり、天陽くんの出番がなくなると「天陽」ロスが起きたと言われるほどでしたが、大河ドラマの主演が決ったのはその前だったのです。
でも、「天陽」くんがブレイクして大河ドラマの関係者たちはきっと確かな手ごたえを感じたのではないでしょうか。
このような理由から26歳2ヶ月の若さで、吉沢亮さんが主演に抜擢された、と言われているようです。