朝ドラ「エール」で三浦環をモデルにしたオペラ歌手を演じた柴咲コウさん。凛とした美しさはもとより、吹き替え無しのその歌唱力が素晴らしい、と大評判です。
柴咲コウさんは1998年にデビューしたのち女優としてあっという間に階段を駆け上り、数々のドラマや映画の主演を務めました。
そして2002年に歌手としてシングルデビューし、多くのヒット作を生み出しました。
また、女優・歌手にとどまらず作詞作曲も手掛け多彩な才能を発揮されています。驚くことに
更に、2016年に会社を設立して代表取締役として実業家の一面もお持ちです。
では、柴咲コウさんが経営する会社はどのようなものか見てみましょう。
レトロワグラース株式会社という会社を設立
レトロワグラースはフランス語でスペルが les trois graces です。
これを日本語に訳すると「三つの恵み」ということになります。
三つの恵み、が具体的に何を意味するのかは後に譲るとして・・・柴咲コウさんが設立・経営する会社レトロワグラースはどのような会社なのでしょうか。
レトロワグラースは2016年設立。
資本金8450万円のエンタメやコマース事業を事業概要とする会社だそうです。
所在地は東京都港区です。
柴咲コウさんは以前から芸能活動をしながら、モノづくりをしたいというお気持ちがありました。
その方法が分からないまま来たけれど、36歳(2016年)に会社を設立して夢を実現することになったそうです。
女優、歌手、作詞作曲、そして会社の社長!どれも一流で素晴らしいですね。
会社のコンセプト les trois graces ~三つの恵み~
レトロワグラースは「アパレル事業」「食品事業」「エンターテインメント事業」の3部門からなるそうです。
これは私の推測なのですが、柴咲コウさんが三つの恵みという意味の名前を会社に付けたのは、この
アパレル、食品、エンターテイントの三つを人生において大切なものと考えられて、その名前を付けられたのではないでしょうか。
これは柴咲コウさんが「生活の基本」とされる「衣」「食」「住」が根底にあるものです。
レトロワグラースのオンラインショップを見ると、柴咲コウさんがこの「衣」「食」「住」を人生の中で大切にされて、丁寧に暮らしていらっしゃるご様子が目に浮かびます。
女優とか歌手とかそういったことは抜きにしてと、しっかりとしたポリシーをもった女性がプロデュースしているのがわかります。
特にアパレル事業では「MES VACANCES」というオリジナルのブランドで「上質」なウェアを提案しています。
またオンラインショップを見ると、お茶やレトルト、ノートや手帖、そして贈り物など様々な拘りに商品が用意されています。
デザインも洗練されていて上質さが漂ってくる感じ。まさにあの柴咲コウさんがプロデュースされている、というオシャレ感がありますね。
柴咲さんが衣食住を大切にすることを発信するための会社経営
柴咲コウさんが19歳の時、最愛のお母様をなくされています。
もとは興味のなかった芸能界に入ったのは経済的理由とされていますが、このお母様の入院の治療費のためだそうです。
この時の経験で柴咲コウさんは衣食住に強く関心をもつようになり、会社設立を考えたとき、レトロワグラースの会社のコンセプトになたそうです。
衣食住が生活の基本であるということを若い頃にお母様から学ばれたのですね。
女優業と会社経営の両立は?
最近は、万が一女優業がうまくいかなかった場合は、将来的に会社経営にシフトしていくのではないか、という見方もされているようです。
TVで柴咲コウさんを見るのが楽しみなファンとしては、会社経営をしながらでも、TVにはたくさん出てね!と思います。