毎日のようにTVで見かけるマツコデラックスさん。お話が面白くて私は大好きです。見かけると思わずそこで手を止めてじっくりとTVを見てしまします。
コメントにお人柄が出て優しい。
芸能人だから返しがうまいのは当然かもしれないけれど、頭の回転の速さはピカイチだと思います。
マツコさんは芸能界に入る前はいったいどのような仕事をしてきたのでしょうか?
マツコさんのスキルと魅力はどこで培われたのか出身校なども調べてみました。
マツコデラックスさんは美容師
マツコデラックスさんは千葉県の犢橋高校(こてはしこうこう)の卒業生です。この高校で途中まで木村拓哉さんと同級生だったそうです。途中、というのは木村拓哉さんが芸能界のお仕事が忙しくなって転校してしまったからです。
そして1993年3月に東京マックス美容専門学校を卒業し、インターン(実習生)をしていました。
でもこのインターン中に仕事等にかなり悩んでいたそうです。そしてそのころTVで活躍するゲイを見て影響され、転職を決意しました。
雑誌の編集者として
次の職場にえらんだのはゲイ雑誌『Badi』の編集部でした。そこで雑誌の編集をすることになりました。お話も文章作りも得意だったのでしょう。やがて執筆活動や記者の役割も担うことになりました。
この雑誌の編集の仕事は5年ほど続きましたが、人間関係がうまくいかずに退職したそうです。
引きこもり2年
その後は2年間も家に閉じこもってしまいます。その時の様子を後につぎのような状態だったそうです。
実家へ戻って引きこもり、トイレ以外の時間はすべてベッドで過ごした。部屋の雨戸は閉めっぱなしで、ずっとCoccoの歌を大音量でかけていたのだが、マツコによると彼女の歌のおかげで、ギリギリの精神状態をなんとか保っていたらしい。❞
引用元:【千原ジュニアにマツコ・デラックス、引きこもりから脱却したきっかけとは(日刊大衆)】
ご本人もご家族もそれは大変な2年だったでしょう、と思います。
中村うさぎさんのおかげで世に出る
この引きこもりからの立ち直るきっかけは小説家の中村うさぎさんでした。
マツコデラックスさんが記者をしていたころに書いた記事を、中村うさぎさんは以前読んだことがあり、その内容に感動していたのです。そして、中村うさぎさんは対談相手としてマツコデラックスさんを指名したそうです。
この時の対談は後に本になり、マツコデラックスさんのトークが注目されて、タレントとして世に出るきっかけとなりました。
やがてコラムの執筆・コメンテーターとしてのTV出演の仕事が徐々に来るようになったそうです。
女装はいつから?
マツコデラックスさんが女装するようになったのはTVに出るよりも前、夜遊びをしながらショーの舞台に立っていたころからだそうです。
仕事のやり方
現在TVで引っ張りだこのマツコデラックスさんですが、意外なことにこれは自らの意思でそうなったのではない「私は流れ着いた」そうです。
そしてマツコデラックスさんの仕事に対する持論を次のようにおっしゃっています。
「仕事が好きとか嫌いじゃない。『やれ』と言われたことを頑張ってやることだけ」
「(人から)声が掛かったところに行ってみるというやり方をしてきた」と自身の経験を語り、その結果、評価されたところで仕事をしてきたと振り返った。
好き、嫌いで仕事をしていないというお話でした。
私はいつまでもマツコデラックッスさんがTVで活躍してそのトークを聞いて笑ったりはげましてもらったりしたいので、お体に充分気を付けてくださいね。