自宅パン教室集客のキャンセル対策!材料費コストを無駄にしない納入システム構築法 他

未分類

自宅パン教室の講師の困りごと第一位は・・・

自宅パン教室をしていて、一番の困りごとはレッスンのキャンセルです。

これから自宅でパン教室を開こうとされる方は常に頭の片隅に置いておかなければならないことです。

ピアノ教室や英会話教室のように毎回のレッスンにコストがさほどかからない習い事なら良いのですが、パン教室は材料費が毎回発生します。材料を次回のレッスンに回せるものもあれば回せないものもあります。

特に計量してしまったものは、袋から出して計量するので衛生上の問題から日持ちさせることはできません。

また、月替わりでレッスンメニューを変える教室がほとんどだと思います。そうすると、大体月末には翌月の生徒さんの人数から割り出して使うメインの材料を人数分仕入れたりします。

量が多い方が割安になる材料が多いので、レーズンやナッツのようにまあまあ日持ちのするものは毎回のレッスンごとに小さいものを購入するより、大きいものを買った方が得になります。

けれど、余り過ぎても逆に無駄が生じるので、この辺は生徒さんの人数を数え、使い分けることになります。

となると、いったんご予約を受けると、その人数で計算するわけですから、キャンセルの発生はできれば避けたいところです。

大手のパン教室でしたらそれくらいのコストは吸収できますが、個人の教室そのコストは大きな負担となります。

キャンセルで発生する具体的な損失額

では具体的に一回のキャンセルでどれくらいの損失がでるでしょうか?

それはどのような教室でどのようなパンを作りどれくらいのお持ち帰り野量があるか、に左右されます。例えば1回5000円のレッスン料金のパン教室で材料費などのコストが3000円の場合(私の教室ではお料理も教えるためそのコストも含めます)。当日キャンセルだとすると、そのすべてが無駄になりますので、材料費丸々3000円が無駄になります。

そのクラスが例えば4人の予定だったとすると・・・・

本来は

5000×4人ー3000×4人=8000円の粗利があるところ

お一人キャンセルが出てキャンセル料金をいただかないと

5000×3人ー3000×4人=3000円  となります。  ↓

材料は4人分かかってしまっているのです

つまり、もともと3人の生徒さんのレッスンならば

5000×3人ー3000円×3人=6000円  の利益があるところ、キャンセルで無駄になる材料を差し引くと3000円となってしまうのです。

前日から準備をして当日は朝早くから忙しい思いをして何時間もパン教室に費やしてこの利益額じゃあ、やってられないわ。パートの方がよほどいい!と思ってしまわないようにしたいものです。

キャンセルを避けるためにするべきこと

キャンセルの対策でもっとも効果的なことは「キャンセル料金を課すこと」です。

私のパン教室はイーストのパンを1種類、そして天然酵母のパンを1種類作ります。天然酵母はフルーツや米などを自然発酵させ何日かけて発酵種を育てて酵母を作ります。そのため数日前からその準備に入ります。

従って「キャンセル料金は当日を含めて3日前から全額発生」という規定にしています。

そして、その場合は、その当日出席された方がそのキャンセルをした方の分のパンも作り、パンとレシピを当日取りに来ていただくか、あるいは宅配便で送る(着払い)という方法を取っています。

キャンセル料金をいただくのは非常に心苦しいのですが、そこは規定通り心を鬼にして?キャンセル料金を頂戴します。

そうすることによって次回以降のキャンセルが減るのです。またキャンセル料金をいただかないと、その負担はジワリジワリとパン教室の経営に影響して最終的に毎回楽しみにいらして下さる生徒さんたちにその負担を負わせることにもなりかねません。

私は今のところ経験は有りませんが、もしかしたら、そのキャンセル料金を払うことによって教室を止める方が現れてくるかもしれません。そういうことがあるかもしれない、と一応覚悟はしていますが、その時はそれで良し、と思います。キャンセルの事情を組んで健全な教室運営をしたいというこちらの思いにご理解をくださる方にいらしていただければよいのではないでしょうか。

ただ、これには例外があって降雪や台風など生徒様の事情でない自然災害などの時は、キャンセル料金はいただきません。

初回レッスンのキャンセルの対応について

公式サイトをお持ちのパン教室では、現生徒さまからのご紹介の他、公式サイトを御覧になった面識のない方からの初回レッスンのお申し込みがあると思います。

この場合は、気を付けるべきことがあります。

おそらくはメールでのお申込みとなると思うのですが、私はレッスンのお申し込みのお礼と同時にいつもお伝えしていることがあります。

「大変お手数をお掛けいたしますが、本日から10日以内にレッスン料金全額をお振込みくださいますようお願い致します。お振込みをいただいた時点でご予約の確定となります。」

という文言とともに教室のキャンセルポリシーをお伝えします。

初回レッスン料金振込、これを伝えることによってレッスンお申し込みのクロージングにもなります。

時折、そう数年に一度ですが、冷やかしでレッスンの申し込みをされる方がいらっしゃるのですが、この文言をレッスンの詳細のお知らせに書き加えると、そのような方はお振込みをされません。あるいは、先に振り込んでください、というシステムに納得されない方もお振込みをしないと思います。

そしてそのような方はその後メールをいただくこともありません。

初回レッスンの振込依頼は、お申し込みをくださった方の「本気度合い」を計る術になるのです。

決められた期日までにお振込みをされる方かどうかで、きちんとした方かどうかの選別ができる、ということはサロネーゼ業界でよく言われていることです。

自宅開催の教室は生徒さん皆さまが気持ちよくお過ごしなられるよう、最低限の基準のようなものがあっても良いかもしれません。

私の友人で自宅パン教室を開いている方が初回レッスンをキャンセルされ、電話も通じない、メールも返信が無い、とお怒りの言葉がブログに綴られていたことがあります。わが身に置き換えると想像するだけで辛くなります・・・。そこまで行くとお金の問題ではなく気持ちが萎えてしまいますね。

そのようなことが起きないように、ちょっと厳しいかもしれないこのシステムはかなり有効です。

タイトルとURLをコピーしました