【体験談】自宅パン教室で月5万の利益を出す生徒数・経費・月謝を試算!

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自宅パン教室開講と存続に当たって大切な収支

パン教室に通って3年くらいたつと実力が付いてきてそろそろ自宅でパン教室を開いてみようかしら、とお考えになる方がいらっしゃることと思います。

自宅パン教室を開くにあたって様々な疑問や不安がお有りでしょう。皆様がその中で最も知りたいと思われるであろう収益と費用のお話しにフォーカスしてみましょう。

私は自宅でパン教室を開いて12年が経ちます。開講したときは、特に深く考えず、やりたい気持ちだけで始めた、というのが本当のところです。

でも、できることならば開講前にしっかりした試算と目標をたて、それに向かって教室運営をしていくのが健全なあり方かと思います。

なぜならば、パン教室というのははっきり言って大きく利益を出すのがなかなか大変な業種だからです。その理由は

①世間一般、パン教室の数が多く生徒獲得が大変であること

②材料費がかかること

③開講前に揃えるべき備品などがあり、その費用を中・長期のスパンで回収する必要があること

です。

では、具体的にみていきましょう。

1レッスン当たりの生徒さんの数

 

自宅パン教室の収益は、生徒さんからいただくレッスン料金から費用を差し引いた金額からなります。したがって、
【収益=生徒さんの数×1回当たりのレッスン料金ー費用】になり、生徒さんの数に応じて収益が増減することになります。

となると単純に計算すると生徒さんの数は多ければ多いほど利益が増えるのですが、個人のパン教室は、スペースや道具の制限から1レッスン当たりの生徒の数は4~5人、という教室が多いように思います。

私の教室も1回のレッスンで生徒の数は原則最大4人、としています。

あまり生徒さんの数が多いと、生徒さんの満足度が下がる結果になります。生徒数が多いと、一人当たりの作るパンの個数が減ることになりますし(オーブンに入れられるパンの個数には限界がありますよね)、生徒さんへのレクチャーも行き届かなくなります。丁寧な落ち着いたレッスンが出来なくなるのです。

そしてそのことはリピーターの獲得、という局面でよくない影響がでてきます。

パン教室を始めて慣れてくれば講師もキャリアを積んでいろいろな方法が有りますが、慣れるまでは

4.5人に止めておくのが良いかと思います。

一ヶ月にパン教室を何回開催するか

ひと月に何回のパン教室を開講するかは、講師が自分の生活の中でパン教室をどのように位置付けているか、また生徒の数にもよって変わってくると思います。

私の場合は平日は週4日事務の仕事をしていますので、パン教室に使える日数は週2回が限界です。(体力的には週一回にしたいところです)

もし、月に3.4回、という場合、一週間に1回×4週=4回、とするよりも、できればある程度まとめて(例えば2日連続とか)レッスン日を設定したほうが講師側はメリットがあります。

その方が材料の無駄も出にくいですし、またお部屋も教室用に一度綺麗に掃除してあるので(笑)翌日は掃除が楽です。

パン教室にかかる経費

パン教室を開講するにあたって経費がどれくらいかかるかは、教室によって差があります。次に上げるのはあくまでも一例です。

①まずパン教室を開講するにあたって避けて通れないのはオーブンや発酵機などの備品の購入があります。それまで使ってらっしゃるものもあるでしょうから、ここはザッと20万円くらいでしょうか。

勿論、使う器具によって値段は変わります。

また、教室として体裁を整えるためにインテリア用品を購入する場合は+αかかります。

②固定費としては電気・ガス・水道料金など。もし、外部の会場を借りるとしたら、ここにスペース代などが含まれるでしょう。

電気ガス水道をきっちり計算することはできないのですが、私は便宜上一回の教室で1000円かかると見積もっています。もし、パン教室のために恒常的にマンションなどを借りるとしたら、基本料金からかかりますので、かなりの金額になってしまいます。

材料費。これは、毎回どのようなパンをどれくらいの分量を作るかによってかなり差があります。

私のパン教室では1回のレッスンでパン2種類お菓子1種類お料理1種類を作ります。私は毎回3000円前後とみています。

④消耗品費・雑費。上記の他にレシピを印刷するパソコンのインク、スリッパ、洗剤、など細かい出費があります。

⑤これは無くても良いものなのですが、テーブルにお花を飾る場合、そのお花もコストとしてかかってきます。

 

レッスン料金と入会金の設定

レッスン料金の設定についてはもっとも頭を悩ませるところかと思います。

大手パン教室に所属している場合は、そちらで設定されている金額に従いますが、フリーな場合は選択の幅が広いだけに難しいところです。

決定する要素としてあるのは

①どのようなパン教室にしたいかという思い

②近隣の相場

③収支の目途

どのようなパン教室にしたいかという思い

パン教室のHPなどを見てみると、レッスン料金は3000円くらいから7000円、8000円、というところも見受けます。

①お子様連れOK、若いママをターゲートとして、カジュアルなパン教室を目指す場合はレッスン料金の設定はあまり高くしない方が良いです。

②これに対し、子育ても少し落ち着きあるいはお仕事をリタイアされ、エレガントな空間でゆったりとパンを習いたいマダムをターゲットにする場合。サロンのレベルを上げる必要がありますが、①よりも高く設定できると思います

③これは特殊ですが、プロのパン職人さんが開く教室。パン教室の先生が通うような教室です。こちらは特殊なので論外です。

 

私は。。。というと、私はパン教室を開く前からテーブルコーディネイトが大好きでした。そしてしの特技を生かした教室にしたいと最初から考えていました。よって上記の②にあたります。

私がパン教室を開講したのとほぼ時期を同じくしてご近所で子供の同級生のママがやはりパン教室を開きました。これは予想外のことで(たぶん、お互い)戸惑いました。当時のレッスン料金は私が4000円であるのに対し、あちらは2500円。

主婦はシビアなのでこの1500円の差は大きく、生徒さんの多くはあちらへ流れました。が、私は「優雅なサロン」というスタンスを崩さず金額も下げずに貫きました。

すると、どうなったか?

安いから行く、という生徒さんはあちらへ。

若干高いけど非日常的な空間の中で癒しを求める方は私の方へ。という流れができました。

生徒数は私の方が少なかったかもしれません。けれど、何年も続けて通ってくださる質の高い生徒さんが通ってくださるようになり、その後レッスン料金を6000円に上げてもどなたも辞めること無く続けてくださいました。

どちらが良いということではなく、ご自身がどのようなパン教室にしたいか、によって決めるのが良いと思います。

近隣の相場

近隣のパン教室の相場は知っておくに越したことはありませんが、あまりそれに振り回されない方が良いと思います。独自の価値を打ち出し、価格競争に乗らずに行くほうが良いのではないでしょうか。

収支の目途

それでは、具体的に収支の計算をしてみましょう。

自宅でパン教室を開こうとする人は主婦の方が多いと思います。

主婦がパートで一日5時間10日間働くとだいたい5万円前後のお給料ですので、それを目安に、月約5万円の利益を出すにはどれくらいのレッスン料金を設定すればよいか考えてみましょう。

仮に1回6000円のレッスン料金、3000円のコスト、1回当たりの生徒4人、とした場合

(6000円-3000円)×4人×4回=48000円

つまり一ヶ月に延べ人数16人の生徒さんを獲得し6000円のレッスン料金をいただいた場合月48000円の利益を上げることができます。

 

ただこれは単純に計算しただけですので、材料費や光熱費の増減があることを加味する必要がありますし、また生徒さんの数は一定ではありません。また、初期投資の費用の償却は計算に入っていません。

この辺りを鑑みてレッスン料金や入会金を設定すると良いかと思います。

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